ベランダ窓のゴキブリは網戸の位置(左右)や窓の開け方に注意!

ゴキブリはベランダ窓から部屋に侵入してくる恐れがあります。

ただ「網戸の位置」「窓の開け方」によって、かなり対策になることをご存知でしょうか?

しかも全然難しくないので、とってもおススメな方法です。

僕もこれを知ってからはずっとこのやり方です。今回はその方法を紹介しますね。

そして記事後半では、それ以外のベランダ窓対策も紹介しているので最後までぜひどうぞ。

※あんまり関係ないと思いますが、一応基本的には「一人暮らしのベランダ」という前提で進めさせて頂きます。

目次

ベランダ窓のゴキブリ対策の結論を先にザックリと!

今の時点であなたは、以下のどちらかに当てはまりますか?

※どちらも部屋の中からベランダ方向を見ているという前提です。

・右に網戸を設置していて、換気などで開ける時も右の窓を開けている

・網戸は左に設置しているが、換気で開ける時は左の窓を完全に右端までしっかり開けている

このどちらか(前者のほうがおススメだが)に当てはまっているのであれば、絶対とは言えませんが基本的にはすでに対策になっているので大丈夫です。

ただこの時点では意味不明だと思うので、「なんでそれが大丈夫なのか気になる!」という場合や、または「どちらにも当てはまっていない場合」は読み続けてみてくださいね^^

とはいっても、正直この説明は言葉ではかなり複雑でわかりにくいです。

なので、ここでわかりやすく解説されているYouTube動画を貼っておきます。

この動画はYouTubeを見ていて発見したのですが、かなりわかりやすいと思います。

動画内では「虫」としての説明をされていますが、これはゴキブリにも当てはまることです。

今回の記事テーマ的に僕が言いたかったのは、上記の動画で言われていることが全てです。

ただし「動画を見ていない、見れない状況」、または「どうしても文章を読んで理解したい」という方もおられると思うので…

この先は文章と画像を使って全力で説明しています。

まあ「上記の動画を発見する前に書いていた記事」なんですけどね。汗

もし「上記の動画で理解できた」という人は、文章での説明部分は読まなくても全然問題ありません。

ただ記事後半には「その他の窓対策」も書いているので、もしよろしければその部分を読んで頂ければと思います。

ではとりあえず、上記の動画内容の文書説明に入りますね。

今回の記事で最も大事なポイント

まず最初にベランダ窓の仕組み……というか構造などについて簡単に説明します。

これを理解していないと、あとの説明がわかりにくいと思います。(一応画像なども用意はしていますが…)

窓の仕組みの説明に入りますね!

まずこの記事で言う「網戸」と「窓」の枚数は以下の通りです。

・網戸1枚

・窓2枚

そしてこの3枚を部屋側から数えると「窓 A」➡「窓B」➡「網戸」という順番で下のレールについていると思います。

以下の画像のようにですね。

逆にベランダ側からだと「網戸」➡「窓B」➡「窓A」という順番になりますよね。

これは単純に奥行の順番です。

真上から見た図だと考えて頂いても構いません。

部屋の中にいると、本人から一番遠いのは「網戸」だということですね。(ちょっとの差ですが。汗)

ちなみに鍵が付いているのは「窓A」ですね。

そして室内からベランダを正面に見てる状態だと…

上記の画像のように「窓A」は右側、「窓B」は左側になっていると仮定します。(きっとこの形が一般的だと思います)

あとこの記事では、網や窓ガラスの枠のことを「サッシ」と呼んでいます。

ただし話に出てくるのは「縦部分のサッシ」のみです。

例えば鍵が付いているのもサッシの縦部分ですよね。

つまり、上下の「横のサッシ」については今回の記事では全く関係ありません。

以上を踏まえた上で本題に入りますね!

網戸が左についている場合、窓の開け方によっては隙間ができる

まず完全に窓が閉まっている状態だと、ベランダに向かって「網戸サッシの右部分」、「窓Bサッシの右部分」、「窓Aサッシの左部分」がピッタリ重なって隙間がない状態ですよね。

そして…

この3枚全てが閉まっている状態から、換気のために「窓B」を中途半端に開けたとします。

するとサッシ部分がズレるため「網戸」「窓B」、そして「窓B」「窓A」の間にそれぞれ隙間ができてしまうのです。

サッシよりも「ガラス部分」や「網部分」が、ほんの少し凹んでいるためです。

※真上から見た図を想像して頂けるとわかりやすいと思います。

指一本入るかどうかのわずかな隙間ですが、ゴキブリであれば余裕で通れるのでそのまま部屋に入ることが可能です。

これから僕がスマホで撮った画像をお見せしますが…

全て僕がベランダに出た状態で撮りました。

外の景色が反射しているので「室内から取っている風」に見えるかもしれませんが、違いますのでご注意を^^

あと現在住んでいるマンションではありません。

まずこちらは「網戸」と「窓B」の隙間の画像です。

わかりにくいかもしれませんが、この「窓B」は中途半端に開いている状態です。

続いてこちらは「窓B」と「窓A」の隙間です。

「網戸」と「窓B」の隙間も若干写っていますが…汗^^

ゴキブリを通さない窓の開け方は!?

最初に結論を書きましたが、もう一度言います。

換気をする際は必ず「窓B」を全開にして右端までピシャッとくっつけましょう。

すると、「網戸サッシの右部分」、「窓Bサッシの左部分」がピッタリ重なるので隙間ができません。

そしてこの時、「窓Bサッシの右部分」と「窓Aサッシの右部分」も自然と重なることになります。

※窓の種類によっては完全に右端まで開けられないかもしれませんが、それでも中途半端に開けるよりは全然マシだと思います。(サッシ部分が少しでも重なっていれば)

網戸を右にしていれば、基本的に隙間はできないので問題なし

最初のほうに触れた「網戸を右にしておけば安心」の理由を解説します。

上記の内容を理解して頂けたのであれば想像がつくかもしれません。

ベランダに向かって(部屋から外の景色を眺めている状態で)右に網戸が付いており、普段の換気などは一番手前の「窓A」を開けているのであれば隙間はできません。

なぜなら…

まず完全に窓が閉まっていると、「網戸サッシの左部分」、「窓Bサッシの右部分」、「窓Aサッシの左部分」がピッタリ重なっているのでもちろん隙間はありません。

そして換気の際に窓を開ける時は一番手前の「窓A」のみを動かすことにります。

「網戸」も「窓A」も右側にありますからね。

この際「窓A」を開ける幅は特に気にしなくて大丈夫。

どれだけ開けようと、それに関係なく「網戸サッシの左部分」と「窓Bサッシの右部分」は常にピッタリ重なっている状態のままなので隙間はありません。

(完全に閉まっている時と同じように)

虫やゴキブリは、そもそも「網戸」と「窓B」の隙間の時点でそれ以上侵入できないということです。

ベランダ側からの順番だと、下のレールは「網戸➡窓B➡窓A」なので。

まとめると…

網戸が右ならとりあえず安心。

しかも「全開に開けるのが嫌で風量を調節したい」と考えている人も気にしなくていいのでおススメ。

と言いますか、G対策とかに関係なく、この形(網戸は右に寄せる)が基本で正しいそうです。

知らなかったので、僕は左に設置していた時期は全然ありましたね…^^

まあそれが完全に間違いというわけではないそうですが、網戸が左に付いている場合は、もし問題なければ右に寄せたほうがいいでしょう。

もちろん…家具や洗濯機などのレイアウトの問題、慣れている、などの様々な理由で「網戸は左のままがいい」という人もいるでしょう。

そういう人は今回の記事で書いた「窓の開け方」を参考にして頂ければと思います^^

「網戸の位置」「窓の開け方」以外のベランダ窓対策は?

ここまで書いてきた内容とは別の、ベランダ窓のゴキブリ侵入対策をいくつか紹介します。

追加で対策することで、さらに安心にはなるでしょう。

※引き続き、一応一人暮らしの賃貸マンションやアパートという前提で進めさせて頂きます。

めちゃ大事!網戸の穴チェック!

まずこれは「対策」という感じではないかもですが…でもめちゃ大事です。

ここまでの内容は網戸ありきの対策でしたが…

そもそもその網戸自体のチェックも「念のためしておきましょう」という話です。

ゴキブリが入れるくらいの穴が開いていないか?

網戸サッシが正常か?(欠けたり割れたりしている部分はないか?)

たぶん大丈夫だと思いますが、一応上記のようなポイントはチェックですね。

もし上記のような問題があったら、今回の「窓の開け方」や「網戸位置」の対策をしても意味がなくなってしまいますからね。

もし住み始めの頃から穴などが開いている場合は、大家さんに言ったり色々方法はあります。

ただ絶対直してもらえるかはわかりませんし、正直そのレベルによるでしょうけどね。

ゴキブリが完全に通れるくらいの穴とかであれば言うべきだと思いますが、「かなり小さい穴程度」であれば普通は言わないでしょう…。たぶん。

僕なら大家さんとの人間関係的な心配で言わないかな…。汗

それ以外の方法で、個人的にとりあえずすぐ解決できるのは「ガムテープなどで塞ぐこと」です。

僕もちょっとだけサッシが欠けたりしていたのでガムテームで閉じましたね。

窓を開ける瞬間に注意するとかも意外と大事

すごく簡単で単純なことかもしれませんが、意外と大事だと思います。

洗濯などでベランダに完全に出る時などは、一応「地面などにGがいないこと」をチェックしてから窓を開けるようにするといいでしょう。

もっと厳しくいくなら、ベランダの壁や網戸などにくっ付いていないかも確認すると安心ですね。

めんどうですが夏場だけの我慢ですし、部屋に侵入されてから後悔しても遅いですからね^^

駆除グッズを使用する!?

例えば「Gを近寄らせないタイプのスプレー」「罠タイプの毒エサ」などでしょうか。

どちらも室内に侵入してくる前に駆除する方法です。

前者のスプレー系を使う場合は…

基本は「網戸と窓」、または「窓と窓」の隙間に噴射する形になるでしょう。

ただ液がかかって色々な場所が変色する恐れもあるので、使わないほうが無難だと思います。

僕も使っていた時期があったのですが、賃貸ですから途中から止めました。

それに顔より高い位置に噴射することがあるので、そういう意味でもおススメとは言えない気がします。

ちなみに当時の僕はマスクとメガネ(サングラス)などを装着してから撒いていました。

後者の「設置系グッズ」は個人的には大アリです。

個人的には実際、毎年夏に仕掛けておいて、超助かっています。

「このおかげでゴキブリと出会ってないんじゃないか?」と思っているほど、僕は頼りにしています。

ちなみに僕が使っているのは「ブラックキャップ」という商品です。

ベランダに設置するときは、飛ばないようにガムテープで固定しています。(見た目は悪いですが。笑)

「隙間テープ」もすごく安心かも

「網戸と窓」、「窓と窓」の隙間のサッシ部分に、隙間テープを貼ればさらに安心です。

ただ種類はいくつかあるでしょうね。

一般的にはフサフサの毛がついているタイプのモノが定番でしょうか。

この「フサフサ部分」でゴキブリなどの害虫の侵入を妨げるというわけですね。

また、このテープだと隙間と接する部分が毛なので、窓や網戸の開け閉めもスムーズにできるハズです。(たぶん)

ただ注意点があるので、自分の部屋の網戸や窓をしっかりチェックしてから購入しましょう。

・貼れる隙間がない網戸や窓もあり得る(滅多にないとは思うが)

・網戸サッシに、この商品と似ている素材が元から付いているケースもあり得る

・隙間にピッタリな毛の高さの商品を購入しよう

購入場所は、たぶん100均的なお店で売っているんじゃないでしょうか。(フサフサ系ではないかもですが)

実際僕も100均で買ってきた「隙間テープ」を対策として貼っていたことがあります。

フサフサ系ではなく、ゴキブリ専用でもなかったですが、個人的には特に問題なかったですね。(少し閉めにくいケースもあるのかも…?)

ま、とにかく100均に全くそういった系の商品がなかったとしても、ホームセンターに行けばおそらく売っているとは思います。

とはいってもゴキブリ専用の商品があるかはわかりませんが。(ない気がします)

以上になります。

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