過去に18回行われているM-1。
その中で合計点が最も低かったコンビは誰で、そして何点なのか?
今回はそのあたりについて紹介します!
M-1決勝(放送)は、まず全コンビの漫才に対して審査員が点数を付ける「ファーストラウンド」が行わます。
そしてそれから上位3組が戦う「最終決戦」があります。
最終決戦は、最後に審査員の投票で優勝が決定するので得点はありません。
なので今回は「歴代ファーストラウンドの最低得点」についての記事になります。
M-1決勝!歴代の最低得点のコンビは?
審査員が7人(700点満点)の大会の中で、最もファーストラウンドの得点が低かったコンビは?
それは2001年に行われたM-1初回(第1回)の「チュートリアル」です。
合計得点は483点。
審査員 | 点数 |
---|---|
紳助 | 60 |
松本 | 50 |
鴻上 | 75 |
石井 | 68 |
小朝 | 75 |
青島 | 75 |
きよし | 80 |
合計 | 483 |
ただ特に初回に関してはスタジオにかなり緊張感がある雰囲気で、審査員も厳しめで全体の点数が低いです。
厳しめというか、「初回なので基準みたいなものがない」という点も大きいです。
普通に70点台の点数も出ますし、最も低いのは50点とかもありました。
最近のM-1では考えられないかもしれませんが、こんな感じでした。
なのでチュートリアルの最低得点に関して、正しいかどうかはわかりませんが、ただ数字だけで見るとこのような結果になります。
審査員の人数に関して
現在、過去18回行われているM-1。
その内「第11回(2015)」は審査員が9人、「第12回(2016)」は5人です。(他は7人)
なのでとりあえずこの2回は除き、審査員が7人の状態で最も低いコンビを調べた結果、チュートリアルだったということです。
第1回(2001)もスタジオの審査員7人の他に、「一般客の審査員もいた」のですが、今回はその一般客の点数は除きました。
ちなみにもし一般客の点数も入れると、「チュートリアル」は10組中8位で、下に2組います。
なので本来(というか正式には)は以下のような結果です。
8位
審査員 | チュートリアル |
---|---|
審査員7人 | 483点 |
一般客 | 154点 |
合計点 | 637点 |
9位
審査員 | DonDokoDon |
---|---|
審査員7人 | 520点 |
一般客 | 94点 |
合計点 | 614点 |
10位
審査員 | おぎやはぎ |
---|---|
審査員7人 | 497点 |
一般客 | 43点 |
合計点 | 540点 |
あくまでも「スタジオにいる審査員7人」で考えると、低い得点は歴代の中でチュートリアルということです。
ではチュートリアルの次に低い点数のコンビ(ワースト2位以降)は誰なのか?(審査員7人で)
今からはこの疑問について書いていきますね。
まず「チュートリアル以降」は…
上記で書いた第1回の「おぎやはぎ」、「DonDokoDon」と続きます。点数も上記の通り。
これらは第1回(2001)の中で…ではなく、過去の大会全ての中でこの順番で続きます。
合計点数が低いコンビ、ワースト4位以降は…?
※同じ点数で同率のコンビもいます。
アメリカザリガニ
525点
第2回(2002)
キングコング
528点
第1回(2001)
ダイノジ
534点
第2回(2002)
フットボールアワー・スピードワゴン
535点
フットボールアワー
第1回(2001)
スピードワゴン
第2回(2002)
テツandトモ
539点
第2回(2002)
麒麟
542点
第1回(2001)
ハリガネロック
545点
第2回(2002)
千鳥・南海キャンディーズ
552点
千鳥
第3回(2003)
南海キャンディーズ
第5回(2005)
とまあ、こんな感じでこの先も続きますが、これくらいにしておきます。
これらの得点とコンビを振り返って…
上記の感じだと初期(第1回や第2回)の大会が目立ちます。
しかしこれはチュートリアルの時にも書きましたが、初期はやはり全体的に点数が厳しい感じだったので、現在と比較するのが本当に正しいのかはわかりません。
ただ僕のようにM-1やお笑いに興味がある人からすれば、色々な考え方ができて楽しかったりもするので、これはこれでアリかなと。
最後に
この記事中で何回も書いていますが、今回は「審査員が7人の大会」での順位…というか結果です。
ただ最後に一応、その対象にならなかった「第11回」と「第12回」の最も得点が低いコンビもそれぞれ紹介しておきます。
ハライチ(788点)
審査員➡9人
相席スタート(436点)
審査員➡5人
以上です。