皿洗いバイトのコツ!素早く効率的に洗う8つのポイント!

なんで「遅い」って言われるんだろう…?洗っても洗ってもどんどん食器が溜まっていく…。

洗い場にいると、思わず「まだお皿が来るのか…!?」と言いたくなる瞬間がありますよね。汗^^

そこで今回は「洗い場の仕事自体には少し慣れてきたけど、なぜかうまくこなせない…」という方に向けてそのコツを8つ紹介したいと思います。

本当にちょっとしたことに気をつけるだけで全体的な洗い場スピードがあがりますよ^^

※「業務用食器洗浄機がある飲食店」という前提で進めます。

※洗い場のルールが細かく決まっているお店の場合は、そのやり方に従いましょう。

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目次

コツ① 一つの作業を一気に行う

これは必ず心掛けてください。まず作業工程は基本的に以下の4つです。

・お湯を張ったシンクの中に食器を浸けこむ

食器をラックに並べて洗浄機に入れる

洗浄済みの食器を皿置き場に並べる

食器を所定の位置に戻す

※タイミングを見つけてグラスやシルバーを洗う

どれか一つの作業工程に一度でも手を付けたら、最後までやり切りましょう。

例えば「スポンジでこすってお皿をラックに並べる」のであれば、ラックがいっぱいになるまでお皿を全部並べるということです。

ちょっとだけラックにお皿を並べて、その途中でお皿を戻しに行って…などのように作業の途中で別の作業に移るのは効率が悪いのでダメです。

コツ② なるべく常に洗浄機を回している状態にする

作業工程としては「食器洗浄機にラックを入れる」のことですね。

まあ、これは絶対ではないですが、できる限り意識しましょう。

回している間に(1~2分)に他の作業を行うと効率が良いです。

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コツ③ 食器洗浄機を信頼する

ほとんどの汚れは洗浄機が落としてくれるわけですから、「食器を完璧にキレイにしてから機械に入れる必要はない」ということです。

基本的にはスポンジでお皿をしっかりこする必要はなく、シンクの水中で軽くこする程度でOKです。

後は洗浄機にお任せしましょう^^汚れがひどい場合のみしっかりこすればOKです。

しかも僕は、基本スポンジに洗剤をつけません。

つけることもありますが、基本的にはつけません。

なぜなら洗浄機の中でしっかり洗剤を噴射してくれますからね。

そして洗浄機に入れる前に「泡を洗い流す」という作業も省略できます。

流れとしては、最初に食器を浸けこむ下げ台横のシンクから、スポンジで軽くこすった食器をそのままダイレクトにラックに並べていきます。

スポンジは常に右手で持ち、ラックが左ならお皿は左手で、右にあるなら右手を使います。

つまり、シンクが2つ以上あるお店の場合は、最初に食器を浸けるシンク(1つ目)以外は基本使用しないということです。

本来2つ目のシンクは、「洗剤で泡まみれにした食器の泡を落とす目的」などで使われることがあります。(一応、泡のまま洗浄機にかけるのは良くないとされていますからね)

ですが、そもそもスポンジに洗剤さえつけなければ泡を落とす必要もないので、2つ目のシンクは使用する意味もないということです。

本当にそれで大丈夫なのか!?

もちろん衛生面や清潔面だけを考えれば完璧に汚れを落としてからの方がよりいいでしょう。

しかしそれだと洗浄機じゃなくて「手洗いでいいじゃん」っていう話になってしまいますよね。

本来、時間短縮が期待できる洗浄機のハズなのに、余計洗い物に時間がかかってしまいます。

また、店長や経営者に怒られたり注意される可能性もあります。

大前提に商売をしているわけですから、水道代や人件費を気にすることは当然ですからね。汗^^

※張っているお湯に洗剤を入れることはあります。おそらくそういうお店が多いのではないでしょうか。

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スポンジを一切使わないことも…

先程、僕はスポンジに洗剤をつけないと書きましたが、本当のピーク時にはそのスポンジさえ使わないこともあります。

両手を使って入れるので、全体的にめちゃくちゃ早いです^^

一瞬でシンクからお皿が無くなりますよ。

ただもちろん、何でもかんでもそのまま入れるというわけではありません。

食器の表面がザラザラしていたり、焦げやこびりついたごはん粒、油汚れなどがヒドイ場合は、洗浄機の力だけでは落としにくいです。

ですのでもう少し水に浸けたままにしておくか、スポンジでこすってから洗浄機に入れます。

お湯の中でお皿の表面を手でこすり、ツルツルだったり、「キュッ!キュッ!」とする感じであればそのままラックに並べていきます。

ただし洗浄が終わったお皿を「汚れが落ちているかどうか?」、サッと確認はします。

もしこの時、ソースがついたままだったりすると、当然洗い直します。

注意点

お皿を浸けていくと、当然お湯はだんだん汚くなっていきます。

なのでその場合は一度お湯を抜いてから、もう一度貯めるようにしましょう。

忙しくてその時間すらないような状況であれば、一瞬水で流してから(流しながら)ラックに並べていくのもいいでしょう。

ただずっとこれを続けると水がもったいないですし、スピードも落ちるので注意しましょう。

コツ④ 食器を正しく並べる

ラックに食器を並べる際、なるべく同じお皿(種類)を同じ列に並べるようにしてください。

これは洗浄が終わった後、楽にお皿を掴めるからです。

ですので、もし違う種類のお皿が1枚ずつ交互に並べられていたりすると、かなりめんどうで効率が悪いです。

しかし、あまりとらわれ過ぎないように注意してください。

シンクの中で同じお皿ばかり探しているとその分時間がかかりますので、なるべくでいいです。

ラックに並べるお皿の量

当然、スカスカ状態で洗浄機にかけるのはもったいないのでおススメしません。

水道代などもかかっているので、同じ一回ならなるべく多めの方がよいです。

ただし、やはり物事には限度というモノがあるように、あまりにもギュウギュウに詰め込むのは良くないです。

お皿とお皿の間に間隔がないと、洗浄機の中でお皿の表面に洗剤や水が当たらない可能性があるので、その辺りは注意しましょう。

「お皿の間に一定の間隔がある状態で限界まで並べる」ことが理想ですね。

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コツ⑤ 大きいモノは先に洗う

長時間洗い場に入っていると、大きい洗い物が出てくることがあります。

これは団体用の特別に大きいお皿などの他にも、炊飯器の釜や鍋などの調理器具も洗い場に持って来られることがあります。

これらは普通の食器以上に場所を取るのでシンクに置いておくと、その分他のお皿を浸けこむスペースが無くなって効率が悪くなります。

ですのでスポンジでこすればすぐに洗浄機にかけられるモノは先に洗いましょう。

つまり「ただ大きいだけのお皿」などですね。

焦げ跡が残っている鍋や炊飯器の釜などの場合は…?

これは中に水を入れてから一旦地面などに置いておきましょう。(邪魔にならない場所に)

手でゴシゴシするのはけっこう力を使いますし、時間もかかりますからどんどん食器が溜まってくる恐れがあります…。

でもこうして水を入れておくことで汚れが落ちやすくなります。

その間に普通の食器を洗浄し、落ち着いてスペースができてから洗いましょう。

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コツ⑥ ラックを上手に使う

僕はグラスを洗う際、普通のグラス用よりもシルバー用の平らなラックを重宝します^^

仕切りがないですからグラスの大きさに関係なく並べられますし、一回でかけられる数も多いです。

それにビールのピッチャーなどは通常のグラス用では仕切りがあって置けないので、お皿用かシルバー用を使うことになります。

シルバー用さえあればグラス用って必要ないんじゃないの?と正直思います^^

ただしもちろんグラスが大量に必要になり、シルバー用だけで足りない時は、グラス用やお皿用のラックも使います。

このように、状況によって全てのラックをうまく使っていきましょう^^

コツ⑦ 「下げ台を空にする」作業を優先する

下げ台が食器でいっぱいになっている状態だと、食器を下げてきたホールスタッフに迷惑がかかります。

また、放置すればするほど、食器がどんどん後ろに溜まっていきます。(ホールスタッフが後ろの方しか置けなくなります。)

するとシンクに浸けこむ際、奥の方から何枚も積み重なったお皿を両手で手前に引っ張ってこなくてはなりません。

下げ台が広いお店だとけっこう疲れますよね。汗^^

これはすなわち、作業工程で言うと「シンクのお湯にお皿を浸ける」ということですので、汚れを落としやすくするという意味でもまずは意識しましょう。

できる限り、一回の作業でたくさんの量を入れた方が効率が良い

動きは同じですからね。理想はお湯を張ったシンクが空の状態で、満タンになるまでで一気にお皿を浸けることです。

ですのでもしシンクの中にほんの少ししかお皿が入っていないのなら、それを全てラックに並べて完全に空にしてから、お皿を入れた方がよいですね^^

ただあくまでも理想ですので、もちろん状況によります。

シンクと下げ台、どちらもお皿でパンパン状態であれば、シンクが空になるまで待っていたらすごい時間がかかりますからね。(汗^^)

その間に下げ台がエライことになるので、このような場合は少しずつでも浸けこみましょう。

例えば…

・下げ台がいっぱい

・シンクの中にラック一回分ほどの量のお皿が浸かっている

・洗浄機の中にラックが入っている

・皿置き場に洗浄済のラックがある

この場合だと、最も先にする作業は「シンクの中のお皿を全てスポンジでこすってラックに並べる」ことです。

そしてすぐにシンクが満タンになるまで下げ台からお皿を浸けこみましょう。

浸けこむ食器の順番

油汚れがひどいお皿やご飯粒がこびりついたお茶碗などを優先しましょう。

焦げ付いた鉄板や鍋(お客さんが食べ終わった鍋料理の鍋)などは水やお湯を入れてから、二つ目のシンク(お湯が張っていない空のシンク)に置いておきましょう。

重くて場所も取りますからね。しばらく浸けておくだけで、スポンジでこすった時に汚れが取れやすいです^^

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コツ⑧ 「洗浄済みのお皿を並べたり戻したりする作業」は優先しなくていい

まず「お皿を所定の場所に戻す作業」は歩くので時間もかかりますし、基本的には「戻しに行かないと置けない状態」になってからでいいです^^

単純に「皿置き場が空で、下げ台が満タン」よりも、「皿置き場が満タンで、下げ台が空」の方がマシだからです。

溜まったら、お皿をまとめて(皿置き場が完全に空くまで)戻しにいく感じですね。(一回の移動で大量に持つという意味ではありません。それは危険です。)

そしてもし間に合わなくて最悪お皿が足らなかったとしても、洗い終わってさえいれば調理スタッフが自分で取りに来ることもあります。

「洗浄済みの皿をラックから皿置き場に並べる作業」の優先順位は!?

洗浄機のタイプによっては、出したあとそのまま流れ的に作業した方がいいのかもしれませんが、個人的にはこの作業もそこまで急ぎません。

「ラックのまま水気を切る」、「お皿を冷ます」という理由もありますが、基本的には常に「下げ台からお皿をシンクに浸ける作業」を優先しつつという感じです。

もちろん順序的に放置するわけにはいきませんけどね。汗^^

グラスやシルバー類の場合は!?

これも洗い終わってさえいれば、最悪、急ぎの場合はホールスタッフが拭いたり持って行ってくれるでしょう。

ただし、基本的にシルバーは出してすぐに拭いたほうがいいです。(熱いうちに)

以上です。

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