「バイトやパート選びのポイントはたくさんありますが、「通勤距離」もけっこう気にするべきだと思います。
おそらく大半の人が「近いと楽」で「遠いとキツイ」って感じの考え方でしょう。僕も同じ考えです。
ただ現在バイトを探している人の中には…
「このバイト、通勤時間以外の条件は気に入ってるんだけどな~」という状況もあるでしょう。
そこで今回はそういった方に向けて…
バイト先までの通勤時間が長い(遠い)場合のメリットデメリットを紹介したいと思います。
職場が遠い!距離が長いことによるメリット6選
まずはメリットから。6つ挙げてみます。
①休みの日に出勤を頼まれることが少ない
自分が休みの日に「○○が欠勤したから来てくれないか?」などと言われる可能性はあまりないでしょう。
定休日以外は固定で全員出勤という職場なら、どっちみちないですが^^
②バイト先の人と近所で会わない
バイトがない日は偶然会う心配をしなくていいですね。
また、もしバイト先を辞めたあとも職場の人と会わない可能性が高いですよね。
普通に辞めた場合は別に気にしなくていいですが、速攻で辞めた場合などでも気まずさはないでしょう。
③地元の人と会わないから安心
自宅から職場が近く、接客業などであれば、お客さんとして知り合いが来る可能性は全然ありますよね。
それをメリットと捉える人もいるとは思いますが、会いたくないという人も多いです。
そういう気まずさがないのは安心ですよね。
④徒歩や自転車の場合は運動になる
ダイエットの意味でもアリかもしれませんね。
ただどちらにせよ、暑いと汗をかくというデメリットも…。
職場に着いた時に汗びちゃびちゃだとテンション下がる恐れもありますね。
あとめっちゃ走ったり自転車で飛ばしたりなど、急ぐと大変危険です。
⑤電車移動などの場合はゆっくり考え事ができる
向かう時はゆっくり仕事モードに入れる準備ができるかもしれません。
帰りも、もし職場で嫌なことがあったりしても自宅に着くまでに色々と頭の中で整理できるかもしれませんね。
⑥バイト終わりに遊びなどに誘われることが少ない
まあこれは人によってはデメリットとなるかもしれませんが、やはり家が遠いと相手が気を使って「遊びやご飯などに誘われる回数が減る可能性」があります。
つまり「誘われたら断りづらいな~」という人にはメリットですね。
ただけっこう遠いケースじゃないとあまり効果はないとは思いますが…。
あと、バイト終わりに職場のみんなで遊びに行ったりする時に「休みの人も誘おう」となるケースもあるかもしれません。(滅多にないとは思いますが)
この場合、自分が休みでも、家が遠いと誘われることは少ないでしょう。
職場が遠い!距離が長いことによるデメリット9選
9つ紹介します。
①プライベートの時間が減る
移動時間が長いと「遊び」や「準備」はもちろん、睡眠時間などにも影響してきますよね。
当然ですが、その移動時間も一日の中の大切な時間です。
②何か問題が起こった時に「すぐに帰れない(行けない)」
滅多にないと思いますが、一応こういった心配も。
そしてこれは主に「職場➡自宅」というパターンの不安でしょう。
この逆もないとは言えませんが、バイトなので「今すぐに来て!」ってケースは少ないとは思います。
③上がり時間を気にするケースが出てくるかも
遠いと終電なども気にするケースも多いでしょう。
これは「稼げない」という不満に繋がるかもしれません。
また、徒歩や自転車の場合は「遠いから遅くまで入りたくない」という人もいるかもしれませんね。(人通りの少なさ的な意味で)
④帰りも遠い(長い)
超当たり前のことを言いますが、バイトが終わったら家に帰りますよね。
でも意外と、なぜかバイトを探している段階では「職場に向かうこと」だけイメージしてしまいませんか?(僕だけでしょうか?汗)
バイトの距離が遠いと、毎回疲れたあとに「今からまた〇分(〇時間)かけて帰るのか~」となるのは相当辛いです。
もちろん出勤自体も大変ですが。汗^^
⑤仕事にあまり行く気がしない日はさらに辛い
「やる気が出ない日」ですね。誰にでもそういう日ってありますよね。
この場合ただでさえ、そんな気持ちなのに遠いと余計きつく感じる可能性は高いでしょう。
逆に近ければ「職場まですぐだし、まあとりあえず行くか」という気持ちになり、まだマシな感じになるのではないでしょうか。
また、バイト中にテンションがあまり上がらなかった場合でも…
「今日は終わったらすぐ帰ってゆっくりしよう」という風に考えることができるかもしれませんが、遠いとそうはいきませんよね。
⑥天候的にテンションが上がらない日もつらい
当たり前ですが雨の日に出勤することもあるので、そういったことも一度はイメージしてみましょう。
また、もし徒歩や自転車ならかなりダメージを食らいます。
⑦昼休憩がある場合、家に帰れない
これはもちろん職種などにもよるのですが、自宅から近い場所でバイトをしている場合、昼の休憩で一旦家に帰る人もいるでしょう。
ゆっくり一人で食べたい、自炊したいなどの理由が一般的でしょうか。
ただし距離が遠いと「こういったことができません」というデメリットです。
⑧不採用になりやすいかも?(絶対ではないが…)
これは関係ない場合もあるので必ずそうとは言えません。
ただし雇う側からすれば、基本的には近い人のほうが良いでしょう。
遅刻の心配などもあるでしょうが、一番の理由はやはり交通費の問題ですよね。(支給される場合)
でも面接でそれでも働きたいアピールすれば、逆にやる気を認めてもらえるかもしれませんね。
⑨電車の移動時間が退屈
バイト先まで遠い場合、電車を利用している人が多いでしょう。
そしてその移動時間が長いので、ヒマ、退屈という不満ですね。
やっぱり遠いとキツイよな…どうすればいい!?
ここまで読んでみて、メリットがデメリットを上回ったのであれば問題ありません。
ただ「いや、やっぱり遠いと大変そう…う~ん迷うな…」という状態の方もいると思います。
最後に、そんな場合の選択肢や対処法として4パターン挙げてみます。
とは言っても、その内の一つは現実的に厳しいと思うのでサッと紹介します。
それはズバリ「職場の近くに引っ越す」です。
効果としてはもちろん高いというか、ほぼ解決します。
ただハードルが高くて後悔する恐れも全然あるので、今の時点で行動に移すのは難しいでしょう。
では残りの3つに進みますね。
①通勤時間の過ごし方を考える
通勤時間が長い場合のデメリットはいくつかありますが、その中でも電車の移動時間に引っかかる人が多いでしょう。
退屈、暇、もったいない、疲れる…などなど。
例えば動画配信サブスクは定番で、実際すごく便利です。
しかも無料のお試し期間があるサブスクも多いので、事前に一度利用してみるといいかもしれません。
それで「これなら長い時間でも退屈しなさそう、有効活用できそう」となるモノがわかればベストですね。
こちらの記事もぜひ参考にしていただければ。

②通勤時間は諦めて、その代わり家事を時短をする
通勤時間が長い分、1日の時間は減りますよね。
でもそれは「稼ぐためだから仕方ない」と考え、その分、家事で時間の節約をして「プライベート時間を増やす」という方法です。
もし時短できれば「睡眠」や「趣味」の時間も確保され、仕事も頑張れるかもしれません。
あと時短は、家事の「面倒な気持ち」を減らすことにも繋がるので、そういう意味でも普通にオススメです。
こちらの記事もぜひ。

③自宅から近い「新しいバイト」を探す
こちらはそのバイトは止めて、新しいのを…のパターンです。
ただもし現在応募を迷っているバイトに「かなりの魅力がある」のであれば、とりあえず探してみて「良いのがなかったら応募する」という方法もいいでしょう。
むしろそのほうがスッキリというか「やっぱりここしかない」となり、通勤時間のデメリットも気持ち的に乗り切れるかもしれません。
もし良いのがあれば、それはそれでそちらを選べば「これで一日の自由時間を失わずに済む」的な感じで…
どちらにせよ無理やり(?)ポジティブに考えるのが良いんじゃないかな~と思っています。笑
以上です。