バイトに採用され入社したけど、初日ですぐ辞めたい…。伝えた瞬間にもうその場限りで退職したい…そのまま一度も出勤したくない…。
理由は様々ですが、こういったケース自体はよくありますよね。
おそらく、あなたも今このような状態でしょう。
僕もたくさんのアルバイトをしてきたのですが、このような気持ちになったことはあり、実際に速攻(一日)で辞めたこともあります。
僕はその時「辞めたい意思」を電話で伝えたことがあるのですが、今回はその実際の言い方を紹介したいと思います。
また、その他細かいシチュエーションでは僕のイメージで書いている部分もあります。
しかし「それらの言い方が絶対正しいから参考にしてね」的な意味ではありません。
内容を読んでみて、あなた自身が使えるかどうか判断してほしいです。
また、そもそも速攻で退職すること自体、相手側に色々思われる可能性があり、リスクがあるのも事実ですからね…。
とりあえずスタートしますね!
バイトに入って、一日で辞める時に僕が電話で伝えた内容!
※「その電話を切った時点で退職している状態」を目的とした内容です。
※初出勤が終わり、2回目の出勤の前日までに電話する内容です。
※以下は勤務先が飲食店の場合の言い方ですが、もし違う場合は「店長などの部分を名前に変える」感じです。山田さんおられますか?的な。
お店「お電話ありがとうございます。○○(店名)です。」
僕 「お疲れ様です、アルバイトの○○(名前)ですが、店長いらっしゃいますか?」
※明らかに店長でない限り、誰が出てもこのように言っていた
※新人過ぎて相手がピンときていない場合は、「昨日入社した○○ですが…」などと追加で言うケースも。
⇓
お店「ああ、お疲れ様です。店長ですか?代わりますので少々お待ちください。」
僕 「はい、お願いします。」
店長「もしもし、どうしたの?」
僕 「お疲れ様です。アルバイトの○○(名前)です。すみません突然なんですが、□□(理由)なため、今日限りで辞めさせて頂きたいと思いまして…」
※最初に電話に出たのが他のスタッフではなく店長の場合は、当然そのまま「俺だけど?どうした?」となるので、「お疲れ様です。アルバイトの○○です」の部分は言いません。
一番最初に言ってますからね^^
※もし最初に出たのが、完全に店長だとわかった場合は(名前などで)、上記の「店長が電話に変わったあとのセリフ」を言う感じですね。
ただ一応確認のために、「すみません突然なんですが~」の直前に「あ、店長ですか?」と一瞬さらっと挟むかもしれませんが。
「~~~アルバイトの○○(名前)です。あ、店長ですか?すみません突然なんですが~~~」みたいな。
⇓
店長「それは残念だね。仕方ないね、わかった。ではお疲れ様。」
僕 「本当に申し訳ありません。短い間でしたがお世話になりました。すみません、では失礼します…」
ガチャ………。と、まあ超順調にすすめばこんな感じですね。スムーズにいけば1分もかかりません。
ちなみに辞める理由が長いと、当然話す言葉も長くなります。僕はそれが嫌だったので、理由はできる限り短くしていましたね。
話し出す前に「今少しお時間よろしいでしょうか?」と確認するのもアリかもしれませんが、「今忙しいからまた後で」と言われたら正直困りますので僕は言ったことがないですね。(汗)
もしも…店長や責任者の携帯番号を知っていたとしたら…
この場合、僕はそこにメールで辞めたいと送ったことはあるのですが、直接電話をかけたことは正直ありません。
ただもし電話をする場合は、流れ②の「店長が電話に変わったあとの会話」と同じになるでしょう。
注意点たくさん!(7つ解説)
①マナー的な問題
まず入社して「すぐに辞めたい」ということを、電話で伝えるのは常識やマナー的にいうと基本はNGでしょう。
本来はバイト終わりや出勤前に上司のところへ行き、「今日いっぱいで辞めたい」と直接伝えることが理想であり、礼儀でしょうね。
ただしタイミング的に言い出せないこともあるでしょうし、僕のようにとにかく直接は気まずい…となり電話で伝える人も多いとは思いますが…。
②今回の内容はあくまでも入ってすぐ辞める形
普通に何か月も働いている状態から、突然、電話で即日退職をお願いする形ではありません。
また、もちろんそれはよっぽどの事情がない限り認めてもらえません。
③2回目出勤の前日までには必ず連絡していた
1日で辞めるのであればバイト先側が「業務的に非常に困る」ということは少ないと思いますが、それでも予定は組んでいるハズです。
なので遅くても2回目に入る前日までには電話していました。2回目に入る当日に電話したことはないですね。
④会社によってはもう一度職場に行かなければならないことがある
例えば「退職届などの書類を書く必要がある場合」や「制服を借りている(自宅に持って帰っている)場合」です。
後者は最悪、「元払いで郵送」という手もありますが、前者は会社専用の用紙を使うこともあります。
ちなみに僕は後者パターンは経験ありで、「辞めるのはいいけど制服は持ってきて」と言われ持って行ったことがあります。
⑤店長などが不在だった場合…
僕は他の従業員に「退職したい気持ち」を伝言してもらったことはなく、おススメもしません。
気まずい思いをしなくて済むので、つい頼りがちになりそうな時もあったのですが、さすがに電話でも直接話すべきだと思っていました。
⑥損害賠償請求の恐れ…
滅多にはないと思いますが、絶対とは言えないでしょう…。
ちなみに僕は一度もないですが。
⑦退職を受け入れてもらえないケースもある
僕としては、拒否されることはほぼなかったです。
軽く「いやいや困るよ」的なリアクションをされたことはありますが、そんなに長引いたり強く何かを言われたりしたことはありません。
ただもちろん実際はスムーズにうまくいかないこともあるでしょう。
退職の意思を拒否された場合の会話例(想像)
あくまでもこのような展開が考えらる…といったニュアンスですね。
退職理由は体力面や精神面だと仮定します。
僕 「~~~今日限りで辞めさせて頂きたいのですが…?」
店長「それは無理だよ。まだ1日しか働いてないじゃん?」
僕 「そうなんですが、どうしても続けられなくて…。本当にすみません…」
店長「急に言われても困るよ。非常識過ぎるでしょ?」
僕 「はい…。ご迷惑をおかけしまして、すみません…」
店長「とりあえず明日は出勤してきて。またそこで話し合おう。」
僕 「いや、お店に行くことだけは…すみません。すごく考えたのですが、もう本当に厳しくて…」
店長「厳しいて、まだ1回しか入ってないじゃん?…。とにかく一度お店に来て。」
このような展開になるとかなり厳しいです。
なので一度職場に顔を出して、そこでもう一度「辞めたい意思」を直接伝えた方が無難でしょうね。
即日退職に必要なのは「辞めたい本人と上司の合意」です。
相手がOKを出せば可能ですので、じっくり説得するのもアリです。
出勤時間の30分前などに来て話すのもよいでしょう。
それでも、何が何でも職場には行きたくない…場合
実際経験はないのですが、「僕であればおそらくこうする…」という展開をさらに想像で書いてみます…。
「退職届を送る」という発言をすると思う
「バイト先に行くことは体調的に無理だ」という主張を、電話越しにひたすら続ける途中でこの発言をする気がします。
もちろん申し訳ない態度は全面に出します。
そしてそのまましばらく話し合いが続くと、「わかったよ、もういいよ」と仕方なしに認めてもらえるかもしれません。
もし認めてもらえたら「退職届を送る必要があるのかどうか?」が微妙な場合は、最後に確認します。一応「送る発言」をした後ですからね。
それでも了承をもらえず「ガチャン!」と電話を切られたら…
こうなる可能性も十分ありますよね。
そしたら先程の発言通り、自作の退職届を簡易書留で郵送すると思います。
もちろん書き方やマナーなどはしっかり調べます。
また、借りている制服などを持っている場合は、クリーニングに出してから郵送で返却すると思います。
もちろん制服だけでなく、返さなければならないモノは必ず全て返しますね。(と言いますか、基本的には返す必要があります)
あと、もし店長のメールアドレスを知っているのであれば、さらにそちらの方にも退職の意思を書いて送信します。
自分でできることはこれくらいが限界でしょうか…?
どうしても行きたくない場合、僕ならたぶんこのような作業をしますね。(たぶんですけどね…)
もちろんこれで安心というわけではない…
上記の例だと基本的にはこちらに非があるので、可能性はかなり低いですが損害賠償を請求されるかもしれませんね…。
また先ほども軽く触れましたが、会社に預けているモノがあったり、どうしても記入しなければならない書類がある場合は、やはり一度足を運ぶ必要が出てくるかもしれません…。
郵送をお願いしても、拒否される可能性もありますからね…。
まあ、ここまでの事態になるのはかなり珍しいケースだと思いますが、やはり電話や即日退職はそれなりのリスクがありますね。
仕事、バイト選びは慎重に取りかかりたいですね…汗
以上です。